スモールスタジオやマイクロジムの共同経営ってどうなの?

インストラクターやトレーナーがスタジオやジムを開業する際、共同経営で興す場合があります。
今日は複数人で経営をするということについて。

 

インストラクターやトレーナーが共同で経営をしているスタジオやジム、案外多いです。
そこには良い面もあれば悪い面もあります。

 

一般的に「共同経営はうまくいかない」と言われていますが、実際のところどうでしょう?
共同経営にもさまざまなパターンがありますが、私たちは資本比率50:50の共同経営です。
そこで、私たちの経験等踏まえて、良い点、悪い点についてお伝えしていきます。

 

【お金について】
スタジオやジムを開業するにあたって、個人~小規模とはいえ、初期費用はそれなりにかかります。
・テナント取得費
・内外装費
・設備費
・広告宣伝費
・数か月分のランニングコスト
などなど。
大きいものとしてはこのような感じでしょうか。

 

個人事業主として開業する場合、この初期費用の負担が分散されます。
また、法人の場合は、資本が大きくなるので資金に余裕が出ます。
これは大きなメリットですね。

 

しかし、良いことばかりではありません。
経営している限り、お金の問題はずっと続きます。

 

例えば、報酬。
当初、同額だけ出資し、報酬も同額にしたとします。(個人事業主と法人の場合の雇用形態や報酬額の違いなどについては、ここでは触れません)
しかし、「私の方がよけいに働いてるのに」とか「俺の方がセッション多くやっているのに」なんて不満が出ることもあります。

 

また、思ったように数字が伸びず、追加で出資しなくてはならない事態に陥ることもあります。
そんなときに片方が出せないといって、そこでパワーバランスが崩れることもあります。

 

こういった事態にならないよう、最初の取り決めや契約書というのが大切になります。

 

【方針や意思決定について】
共同経営をしようとするくらいですから、関係性は悪くないでしょう。
おそらく、事業に対してのビジョンや方向性、価値観などもある程度一致しているはずです。

 

何かアイデアを出す際、1人の頭で考えるよりも2人の方がアイデアは豊富に出てきます。
1人の場合はどこまで行っても1でしかありませんが、2人の場合、1+1=2となり、さらにそこに対してレバレッジがきくので、5にも10にも成りえます。
ビジネスの幅も大きく広がる可能性があります。

 

しかし、複数いる場合はデメリットもあります。
「意見の対立」です。

 

あなたが1人で経営するなら、すべてはあなた次第で事は進みます。
でも複数いる場合、そうはいきません。
必ず相談してから決定する必要があります。

 

慎重に事を運べるというメリットもありますが、それが却下されることだってあります。
相手が納得できるような却下ならいいのですが、そうではない場合、それは「不満」になります。

 

それが1回2回と起こるとどうなるか?
必要な話し合いも行われないようになり、ケンカ別れ・・・。

 

そうならないためには、やはり普段から方向性を確認すること、コミュニケーションを大切にすることが重要です。

 

【どうしたら共同経営を成功させることができるか?】
お金に関することや意思決定などに関して契約書や合意書のようなものを作ったり、日ごろからコミュニケーションを密にということも大切ですが、私たちがうまくいっている最大に理由は・・・

 

「役割分担を明確にしている」ということです。

 

スタジオ経営をするということは、いくつもの仕事があります。
・レッスン
・契約インストラクターの管理
・レッスンプログラムの選定
・顧客対応
・広告宣伝(新規集客)
・経理
・備品管理
などなどなど
こんなものじゃありません。

 

これらをそれぞれ役割分担しています。
お互いが得意な部分を担うことは、自分の苦手な部分は相手に担ってもらう。
すると、自然と相手を尊重することが出来るのです。

 

文章にすると簡単そうですが、これがうまくいかないところが多いかもしれません。
なぜなら、トレーナー同士やインストラクター同士など、同業の仲間が組んで起業してしまうからです。
得意なものが同じもの同士ということです。

 

私たちはまったくの異業種同志です。
そして得意分野がまったく違います。
だからこそうまくいったのだと思っています。

 

もしあなたが共同経営でスタジオやジムを開業しようと考えているのなら、まずはお互いの得意不得意を書き出すことをお勧めします。

 

【番外編】
共同経営とは違いますが、夫婦での経営はどうでしょうか?
これも結構あるケースです。

 

すでに夫婦で経営しており、ビジネスも家庭もうまくいっている方も多いでしょう。
もちろんうまくいっているという夫婦は、仕事と家庭をうまく切り分けているのだと思います。
素晴らしいですね。

 

ではこれから夫婦で開業しようとしている場合は?

 

どんなビジネスでも立ち上げというのは、先がまったく見えません。
「新規集客が予定通りいくのか?」
「お試しばかりで入会が少ない」
「入会したはいいけど、思ったより継続しない」
このようなことで計画通りにいかないことも多々あります。

 

夫婦で経営ということは、収入源は一つ。
潤沢な運転資金があるなら別ですが、それでもかなりのリスクを背負うことになります。

 

それならば、開業当初はアルバイトを雇い、1人が別で働き収入を確保しておく方が賢明です。
アルバイト代がもったいないと考えるのではなく、保険をかけておくべきです。

 

「はじめから一緒に」という気持ちも分かりますが、軌道に乗ってから参画するのだって遅くはありません。
よくよく考えてみてください。

 

【さいごに】
一般的には良い話を聞かない共同経営ですが、今のところ(笑)私たちはうまくいっています。
お互いに失敗もあります。
言いたいこともあります。
でも、それを含めて戦友というか、運命共同体です。
前に進むか、立ち止まるかは、あなたとパートナー次第です。

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