技術・資格取得系をはじめ、マーケティング系、経営(財務)系、マネジメント系、コーチング系など、世の中にはたくさんのセミナーがあり、さまざまな規模で毎日どこかで開催されています。
現在もセミナーに参加している方も多いと思いますし、勉強熱心な方はセミナーの情報収集もしているのではないでしょうか。
セミナーに出ること自体はすばらしいことです。
しかし、せっかく時間もお金も使って参加するのですから、成果に結びつけるための受講の仕方をお伝えします。
これは、普段私たちがセミナーをしていて、成果の出ている人の共通点や、講師からのお願い(笑)でもあります。
セミナー参加のお作法
1.セミナーには絶対に遅刻しない
社会人として当たり前のことなのですが、案外多いです。
セミナーが始まってまだまだ会場の雰囲気が温まっていないときに、後ろのドアをそぉ~と開けて入ってくる方。
セミナー開始からしばらくは、講師も受講生も固い状態です。
そこに場を壊すように入ってこられると、正直「カチ~ン」ときます。
さらに、席についてからバタバタと準備をされると、他の受講生の迷惑になります。
早めに着いて、近所でコーヒーを飲むくらいの時間の余裕を持って来て下さい。
2.携帯電話は電源を切るかサイレント
勉強の場ですから、言わなくてもマナーモードにしている方がほとんどだと思いますし、仮にかかってきても休憩時間に折り返す方がほとんど。
まれに受講中に出て行って、電話に出る人もいますが、これは論外の行動。
しかし、マナーモードも完璧ではありません。
セミナーでは、講師が一方的にしゃべっているものだけではなく、ワークがあるものもあります。
みなさん真剣にワークをしているときに、隣から「ヴ~ヴ~ヴ~」ってバイブ音がしたらどうですか?
これで集中が切れてしまうことだってあるのです。
可能なら電源を切るべきですが、やはり緊急の電話もあるでしょうから、そういう方はサイレントししてください。
3.笑いとうなずき
講師は常に受講生の反応を見ています。
ときには笑いを取りにいきます。
そんなときは笑ってください。
重要なポイントを話しているときは真剣に聞き、理解ができていたらうなずいてください。
講師だって人間です。
反応が気になりますし、「笑いとうなずき」の多いセミナーでは、講師もノッてきます。
気分が良くなればどんどんしゃべります。
4.ノートは大き目のもの
ノートの使い方でも成果に差が出ます。
そもそもセミナーに来るのに、手帳に書いていくなんてことは絶対にやめてください。
その日のセミナー用にノートを用意してください。
少し大きめのもの。できれば片面A4サイズあたりがお勧めです。
そして、講義の内容などは片面に書き、帰ってから見直したときに気づいたことや、そこに関連した戦略やツール、実践していく内容を書いていくと、非常に分かりやすいノートになります
5.質問はまとめてから
セミナーの最中に疑問に思ったことなどは、きちんとまとめてから質問してください。
漠然と分からないことを聞いても、講師も返答に困ります。
何が分からなかったのか、それをどう使えばいいのかなど、きちんとまとめてから質問をするようにしてください。
6.懇親会には参加すること
セミナーによっては、懇親会があるものもあります。
これには出来る限り参加してください。
懇親会ではお酒を飲むこともあります。
すると、距離が近いということもあり、面白いネタ、役立つ話など、セミナーでは聞けなかった話が飛び出すこともあります。
この懇親会で聞いた内容を実践して成果を出している経営者も珍しくありません。
また、他の受講者とも仲良くなり、一緒にプロジェクトを組んだり、仲間としていろいろな情報交換が出来るようになります。
7.成果報告をしてください
講師が一番うれしいこと。
それが、受講生からの成果報告です。
あなたも、会員さんやクライアントからから「体脂肪率が3%も落ちたんです!」とか「7号の服が着れるようになったんです!!」といった報告をもらえるとうれしいですよね。
私たち、セミナーを開催している者からしても、この成果報告が何よりうれしいのです。
もちろん、すべてがうまくいくとは限りません。
時には成果の出ないこともあるかもしれません。
しかし、そんな時でも、報告してきてくれた人を無下に扱うことなんて出来ません。
「じゃあ、こうやってみたらどうですか?」といったアドバイスもしたくなります。
まとめ
1.セミナーには時間に余裕を持って
2.携帯電話の電源は切るかサイレント
3.笑いとうなずき
4.大きめのノートを用意する
5.質問はまとめてからする
6.懇親会には参加する
7.成果報告をする
セミナー参加、せっかく時間もお金も使うのですから、これらを守ってしっかり成果に結びつけてください。
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