スタジオ開業
当然のことながら、レッスンを担当してもらうインストラクターを依頼し契約をします。
私たちは異業種からの参入でしたので、依頼以前に、探すことから苦労しました。
まったくツテがないし、何とかつながっても「どこの誰か分からない、片田舎の新規オープン」なんて、断られない方がおかしいです。
このブログを読んでいる方は、大半がすでにフィットネス業界の方だと思います。
なので、ご自身の人脈でインストラクターは探せますね。
もちろん
・スタジオのコンセプト
・地域性
・ペルソナ
・コンテンツ
これらに合ったインストラクターに声掛けをするでしょう。
そして面談→契約となります。
あなたの要望に合ったインストラクターと契約となるのですが、ここで一番の壁になるのが契約条件。
特にレッスンフィーです。
レッスンフィーにもいろいろな形があります。
・1レッスン●●●円といった固定
・固定を抑えて歩合をつける
・完全歩合
などなど
どれが絶対にいいとは言えませんが、支払っている額が妥当ですか?という話です。
もっと言えば、「もしあなたならその条件で契約するか?」という話です。
たしかに、経営者が一番に考えなければいけないのは、利益です。
(もちろん良いレッスンや空間を提供するというのは、最低限のこと)
利益を上げるためには「売り上げを上げつつ無駄な経費を下げる(抑える)」
これしかありません。
しかし、どうでしょう?
「売り上げが上がるようになったらちゃんとするから」
「ちゃんとする」
こうやって文章で読むと、そんな保証もない話で契約なんかできないでしょって思うでしょうが、案外多いです。
特に元々つながりのあった方なら尚更です。
これって、ビジネスとしては絶対に良くありません。
付き合いが長く、情で契約したとしても、約束が果たされることはめったにありません。
というより、このような契約をしてくるところは、まじめに経営なんて考えてません。
残念ながら。
「お客さん来たらいいな~」
「売り上げ上がらないかな~」
こんな程度です。
こんな感じのスタジオ、当然のことながらインストラクターも続きません。
すると、必然的にスタジオ全体のクオリティが下がります。
当然新規も入らないし、退会もたくさん出るでしょう。
完全に負のスパイラルに陥ります。
こうならないためには、
・経営者は真剣に利益を上げ、それを還元する
・インストラクターは質の高いレッスンをする
これがWIN-WINな関係です。
「あなたのスタジオに入りたい」って思われるような経営がしたいですね。